7/20オーランド

舞台「オーランド」を観てきた。
宮沢りえさんの演技が圧巻。
ほんの一瞬以外は出ずっぱり&セリフの嵐。
この人は、一体いつこんなすごい俳優になったのだろう。

ヴァージニア・ウルフの小説「オーランド」の舞台化。
美少年のイギリス貴族が異国へ渡り、なぜか女性になって帰ってくるという物語。
トップシーン、宮沢さんは少年の姿で登場するのだが、これが美しすぎる!
まさに美少年そのもの。いや、美少年という概念=宮沢りえなんじゃないだろうか。
そして、女性へと変身(このシーンがなかなかすごい)。これがまた迫力の美女になる。

体が女だと女なのか?心は男のままなのに?
いや、体が女になると心も女になるのか?
それとも自分の心には男も女もいるのか?

苦悩の末、結婚し、詩人となり、出産するオーランド。
そして、ラストシーンにガツンとやられる。
ものすごく現代的な問題が投げかけられる。

終演後、何かわからないけれど、こみ上げてしまって、しばらく立ち直れないような気持ちになった。

PARCO劇場にて。帰りは屋上でビールがおすすめ!

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