映画「PERFECT DAYS」
少し前に観たのだが、素晴らしかった。
現代社会に背を向けて、古本とカセットテープに囲まれて、スマホではなくフィルムで写真を撮る。
映えるものばかりを求める時代の中で、なんでもない影の揺らぎを日々撮る。
でも、ただの懐古主義にはなっていない。若い世代が出てきて、珍しそうに平山を見ているのがいい。
電話一本で仕事を辞めてしまうタカシ、テープを気に入るガールズバーのアヤ、快適な家から家出してきた姪っ子のニコ。
今の時代に生きていないような平山に、こちら側からちょっかいをかけてくる若者たち。
ま、にしてもね、なにしろ役所広司さんですからね、そりゃかっこいいです。
iPhoneが勝手に撮っていた。何かわからない…
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