11/24 毎日書く

文フリで買った吉川トリ子先生の『小説家のトリ説』のなかに、「小説を書くなら、毎日書いた方がいい」というくだりがあった。
例えば毎日5枚書けば、50枚の作品なら10日で書ける、と。
なるほど、小説も、セーターを編んだり、家を建てたりするのと一緒で、コツコツと毎日やらないと出来上がらないのだな、と学んだ。当たり前といえば当たり前なのだが。

それで、早速、毎日、シナリオを書くことにした。
以前は休みの日に一気に書いていたのだけれど、やってみると、毎日少しずつの方が良さそうに思う。
3行しか書けない日もあるのだけれど、とりあえず毎日ワードを開ける。
そうすると、毎日なんとなく作品のことを考えることになる。昨日書いたあそこのとこ、こうした方がいいかな、次はこういうシーンかな、とかと、一日中なんとなく考えている。それをその日のうちに書いてみる。
作品のことを完全に忘れる日がないので、作品の連続性が保たれるような気がする。
私はあちこち話が飛んでしまったり、だんだん主人公の性格が変わっていったりして、収拾がつかなくなることが多かったのだけれど、そういうこともなくなるかもしれない。
毎日書くということは、毎日作品世界を自分の中に持ち続けるということなのだな、と実感している。

今書いている作品は、ちょっと大切に書きたいと思っている。
毎日向き合って、少しはマシなものが書けるといいのだけれど。

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