ディズニーの熱烈なファンというわけではないのだけれど、ディズニーランドは中学生の頃に初めて訪れて以来、友人や家族と何度も訪れた思い出の場所だ。
特に、コロナ直前に母や叔母を連れて行ったミラコスタ宿泊は、みんながとても喜んでくれて、今でも写真を飾ったり、ことあるごとに話に出たりと、思い出深いものになった。
コロナ後、世界の秩序が変わってしまった中で、ディズニーで浮かれている場合なのかと思いつつも、そろそろ色々とあやしくなりつつある母を連れて再訪することにした。
温泉も好きではなく、食べ物の好き嫌いも多く、山歩きも海遊びも好まない母も、ディズニーリゾートだけは楽しんでくれる。
そんなところはなかなかないから、やっぱりディズニーはすごいなと思う。
ディズニーシーにファンタジースプリングスという新しいエリアもでき、コロナの間にアトラクションもいくつか増えていた。
けれども、入園のルールやらパスの取り方の変更やらもあって、今までとは様子が違っているらしい。
母の足も以前に行った時よりも弱っているし……ということで、思い切ってバケーションパッケージに手を出すことにしてしまった。
バケーションパッケージというのは、コースがいくつかあるのだが、ファストパス的な優先入場がついていたり、ショーの予約などができるツアーのようなものだ。
私はどうせなら新しくできたファンタジースプリングスホテルに泊まり、ファンタジースプリングスのアトラクションが乗り放題になるパッケージにしたいと計画をした。
お値段は、一人8、9万円ほどになる。かなり高額ではあるが、母の誕生祝いということにして奮発した。
とはいえ、ファンタジースプリングスホテルの予約はかなり困難を極めた。
バケーションパッケージではなく、お部屋だけの予約の場合、よほどのハックを駆使しなければ不可能だろうと思う。
私は、いろんな時間にトライしたけれど全く取れなかったのだが、ある日、うっかり早起きしてしまった朝の5時に見てみたところ、ぽっとバケパで1部屋とることができたのだった。
結論から言うと、バケパ最高!だった。
なにしろ、お昼頃からパークに入っても、みたいものや乗りたいものがほぼコンプリートできる。
8時ごろから閉園までいるのはもう辛い……。
体力のない老体には非常にありがたいツアーである。
事前に予約できたものなどは、下記だ。
1日目 ディズニーランド
美女と野獣 時間指定で優先
エレクトリカルパレード 座席指定(シンデレラ城前ベンチ)
くまのプーさん フリータイムで優先
2日目 ディズニーシー
ファンタジースプリングス内アトラクション 全ていつでも優先
ビックバンドビート 座席指定(S席)
ソアリン 時間指定で優先
もちろん、アトラクションの種類などは任意で選べるので、これは一例。
2日目の朝は、ファンタジースプリングスホテルでの朝食も予約できる。
これは別料金になりお値段も張るのだが、内容的に素晴らしいビュッフェでおすすめできる。
少しお天気は良くはなかったのだけれど、やはり母は楽しそうで、また行きたいと言っていたのでよかった。
まあ、「また」と言われても、なかなかの贅沢なもので、そうそう行かれるものではないのだが……。
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